2025/09/05 20:00

1. 強風対策:鉢を守る工夫


  • 重さを出す:軽い鉢は風で倒れやすいため、鉢底に重石やブロックを置いて安定させる。

  • 風が抜ける配置にする:背の高い植物や鉢は風を受けやすいため、壁際や低い位置に移動。

  • 室内や軒下に避難:移動できるサイズなら台風接近前に必ず屋内へ。屋外放置はリスクが高いです。


2. 豪雨対策:過湿を防ぐ

  • 受け皿は必ず外す:雨水が溜まると一気に過湿状態になり、根腐れの原因に。

  • 鉢を少し傾ける:水の抜け道を確保することで滞水を防ぎやすくなります。

  • 排水性の良い土を使う:普段から微塵を取り除いた通気性の良い用土を使っておくことで、豪雨でも根が呼吸できる状態を維持できます。


3. 株を守るポイント


  • 葉の付け根に水が溜まらないように:アガベや塊根植物は、葉の基部に水が溜まると腐敗リスクが高まります。台風前は、葉の間の枯れ葉やゴミを取り除いておきましょう。

  • 支柱やネットで補強:倒れやすい株は支柱を立てるか、防風ネットで囲って株を安定させる。

  • 被害を受けた後の処置:もし葉が折れたり傷んだりしても、無理に切除せず、まずは乾燥させてから処理するのが安心です。



まとめ


台風は避けられない自然現象ですが、事前に準備をしておくことで被害を最小限に抑えることができます。

  • 鉢は重さを出して安定させる

  • 豪雨対策として排水性を意識する

  • 株そのものを守るための補強や避難を徹底する

特に沖縄や西日本では台風が毎年のように訪れるため、「台風対策」も植物管理の一部と考えておくのがおすすめです。安心して秋以降の生育シーズンを迎えるために、ぜひ実践してみてください。


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